夏の怪談・番町柴屋敷

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お屋敷で奉公しているおシバは、
飼い主さんが3足1000円で買ってきた
靴下がとても気に入り、
毎日噛み続けていました。

でもあるとき、靴下がボロボロになっていることに
気づいた飼い主さんは、
おシバお気に入りの1足を捨ててしまったのです。



その日の夜からです。
真夜中になると、お屋敷の片隅から小さな声が聞こえてくるようになりました。

1足。
2足。
1足たりな~い……

恐ろしさに耐えきれなくなった飼い主さんは、
仕方なく捨てたものと同じ靴下を買ってきました。
そして、1足、2足……という声に続けて
「3足!」と唱えながら、
おシバのベッドに向かって靴下を投げたのです。

その日を境に、夜中の不気味な声は聞こえなくなりました。
でも……。
飼い主さんが除霊のための靴下を探したときは、
すでにしまむらのセールが終わっていました。
そのため、以前は3足1000円で買った靴下を
今回は1足600円で買わなければならなかったのです。

ああ、なんと怖ろしいお話でしょう……。

\ 柴飼いさんのリアルがわかる /

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