目利きが肝心

2024-09-14

東京豊洲市場より、競りに参加される方へのお知らせです。

最近、当市場ではマグロの競りに関連する詐欺事件が多発しています。

被害者によると、高値で仕入れたマグロが
支払い後に実は柴犬だと判明するのだそうです。

鮮魚店経営Aさん：
卸売場に並んでいるマグロの中で、ひときわ輝いていたので、通常の3倍の値段をつけてしまいました。

すしチェーン仕入れ担当Bさん：
この仕事を始めて40年になりますが、あのマグロを見た瞬間、なぜかキュンとしたんですよ。

モデル／そら　写真提供／飼い主さん

被害者は全員、柴犬だとわかった時点で返金を求めています。
すると、真顔になった柴犬に
「あなたたち、マグロと柴犬の区別もつかないの？
プロのくせにちゃんと目利きができないなんて、
私、そんな人は嫌いです」
と言われるのだとか。

被害者は全員、かわいい柴犬に嫌われることを恐れ、返金をあきらめています。
これまでの被害総額は、3億円に上っています。

競りに参加される皆さま、
かわいいマグロにはくれぐれもご注意ください。

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